【自己絵を客観視する能力について】
26:...φ(・ω・`c⌒っ:2010/06/13(日) 06:06:27 ID:wb8mEoj8
質問させてください
絵や漫画を書いたあとしばらく客観的に見られないのはなぜでしょうか
脳内補正が強すぎて、おかしさに気付くのに時間がかかり、困っています。
一応、客観的に見るために調べて行ったことは下記のことです
・左右反転・カメラに撮る・縮小しまくる・気分転換・プロの作品を読む
どれもいまいち効かず、1カ月後くらいに見返して
できの悪さに気付き、ぎゃー!っとなります
漫画の場合、さらに悪さに気づくのに時間がかかり、
しかも絵どころか話のイミフさに死にたくなります…
絵の成長の速度を上げるには、自己絵を客観視する能力が
不可欠だと思うんです。他人の絵の巧拙はわかるのに
何故自分の絵のことはわからないのか…ううむ何故に
客観視のよい方法や考え等ありましたら、ぜひお願いします
27:...φ(・ω・`c⌒っ:2010/06/13(日) 16:50:09 ID:q6K8vnwe
>>26
自分もそんな感じだけど気づいたらそのままにしておかず修正して描く、
あるいは新しい絵に生かすってことしかないと思う
人の絵みるのもいいけど、見るだけじゃなくてトレスや模写して手を動かさないと
中々身に付かないんじゃないかな
29:...φ(・ω・`c⌒っ:2010/06/13(日) 17:56:11 ID:p/AlqvE9
>>26
自分も長年「自分の描いたものの客観視」を考えてました。
自分で描いた絵、漫画を、自分ではいけてる、面白いと思うけど、他人に見せると全然違う感想が返ってきたり、
どこがよくてどこが悪いのか、自分でさっぱりわからなかったりっていうもどかしさを一杯経験してきました。
「他人の気持ちで見たい」っていう気持ちはよくわかります。
でも、
「自分じゃない視点で自分の絵、作品を見る」っていうのは
とどのつまり、不可能だと思います。
客観視できるようになるということは
成長した、或いは作風や考え方が変わったって事です。
それはそれでよいことではあると思うんですが
客観視できるようになった時点で、もうその時作れる漫画は作れなくなってるんです。
その時の作品に対する熱情や勢い、パッションは失いたくないものです。
では、今の自分を保ったままでなるべく自分を客観視するにはどうしたらよいか。
方法は、あります。
それは、漫画だったら、
構成や作画、コマ割りについてのセオリーなど
作品作りの基礎知識、応用知識をなるべく多く身に着けることです。
ある作家一人に偏らず多くの漫画を読むのも有効だと思います。
そうすることによって、自分の漫画の作り方と一般的な漫画の作り方の違いが
おのずと見えてきます。
絵でも同じです。
構図やパースなど、絵を描く上での基礎知識を多く身に付けることです。
もちろんデッサンをいっぱいするのも有効だと思います。
そうやって見えてきた他のとの違いが
「他人から見たらどう見えるか」の尺度になります。
そうした「一般的によいとされるもの」を自分の中で尺度として作っておき
その尺度ではかることにより、軌道修正したり、ちょっとその尺度から外れさせて、作品に個性を持たせたりするわけです。
30:26:2010/06/13(日) 21:17:13 ID:wb8mEoj8
質問した26です。答えてくださってありがとうございます
>>29さん
すごい。感動しました。
今の自分にしか作れないものがあるってことですね。
そう考えると今の自分の下手くそな技術でも価値ありげで
ちょっと誇らしく思えてきますね
基本を身につけることもやってみたいと思います
おかげさまでやる気でてきました。
(どーせ1ヶ月後にはぎゃー!って叫ぶ駄作しか
作れねーんだ、やる意味あんのかよと腐っていたので)
ありがとうございました