SAIで素敵な女の子を描く流れが動画で完全に分かる！「筆使いからわかる!SAIお絵描き上達技法」レビュー

さて今回ご紹介する参考書は、

SAIで素敵な女の子を描く流れが動画で完全に分かる！！

「筆使いからわかる!SAIお絵描き上達技法」

です。

ツイッターで教えて頂いた参考書で
興味が出たので購入しました。

総ページ数１５９ページ　付属にDVDが付いています。
中身には、
・表紙のイラストの統合されていないPSD（SAIで開く事を推奨）
・表紙のイラストの線画から色塗り仕上げまでの動画（８つに分かれた動画ファイルｍｐ４形式）
・本書終盤で紹介されているアタリの取り方が描かれている動画（４つ mp4形式）
が収録されています。

ラフの描き方やペン入れのコツについてのページです。
作業工程について詳しく書かれています。　

服のラフの作業工程の説明ページです。
ちょっとしたコツなどが書かれていますが、
文章が強調されていないので見落としてしまいそうです。

ペン入れについての作業工程です。
紹介しているページは、輪郭などで引く時の注意点などが紹介されています。

こちらも、ペン入れの作業工程ページです。
服のしわを入れていく工程が書かれています。
この時にどういう風に考えて描いているかが感想として載っています。

顔の塗り方工程のページです。　

瞳と髪の毛のディティール工程について書かれているページです。　
この他のページには、釣り目などのバージョンについて描かれているページもあります。

ストレートだけでなく、違う髪型の描き方工程が書かれているページです。
他の参考書にはあまり見ないですよね。

髪の毛の仕上げ工程のページです。　　

色んなポーズのアタリを描く時のコツなどが紹介されているページです。

アタリやポーズを描く時に、
参考にするべき物やコツなどの紹介がされています。

服のしわの塗る時のコツが書かれているページです。
胸に張り付く服などのしわの塗り方のコツなど書かれています。

【感想】

最初、本を読んでいたのですが、
作者が気をつけているコツなどが強調されておらず
見落とす事がありました。
個人的に、発見があるのにもったいないと思います。

また、読むにつれて
内容が、
「作業中の感想」
「作業内容が淡々と説明している」
だけのページもありました。
（筆などのパラメータを詳しく書いて欲しかったと思います。）

少し残念だと思いましたが、
付属の動画を見て印象が少し変わりました。

この本はどうやら、
動画を見つつ本を読むのが良いと思います。

動画の内容は、
表紙のイラストの作業工程が全部入っていて
作業の流れが分かりやすく流れます。
（筆などのパラメータなどはこちらで確認することが出来ます。）

これは今まで見てきた参考書とは違う感じの本ですね。

本の内容はある程度読みつつ動画を見て
技術を学べる参考書でした。

本の内容だけだと、微妙な感じはしますが
是非動画を見てもらいたいですね。

他にも、
レイヤー統合されていない表紙のイラストのPSD
も付属されているので、レイヤーの分け方なんかも参考に
なるかもしれませんね。

キナ先生の絵柄が好きな人は買ってみてはどうでしょうか？

【和遥キナ先生のPixiv作品】